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「GUNJO」

群青色  <GUNJOU IRO>(ぐんじょういろ)

群青色 とは、やや 紫 みを帯びた深い 青色 である。 単に 群青( ぐんじょう ) と呼ばれることもあるが、顔料の 群青 とその色とを区別する場合は「色」をつける。 ウルトラマリン もしくはウルトラマリンブルーの訳語としても使われる

  1. INDIGO

日本古来より日本人にとって特別な色だった「藍色」

それは昔、日本の戦国時代、

侍の甲冑を結ぶ紐や下着に「勝ち色」と呼ばれる縁起の良い色として取り入れられ、

藍で染めた生地は丈夫で燃えにくい事から町を火災から守る火消(ひけし)の半纏などにも使われ、

丈夫で虫や蛇を寄せ付けにくいことから「​野良着」(のらぎ)と呼ばれる農作業時の作業服としても採用されていました。

その特別な染め色「藍色」は国は違えば「インディゴブルー」「インジゴ」と呼ばれ

丈夫である事、そして防虫、難燃などの特殊効果も相まって、炭鉱夫などの労働者の作業着として

採用され、現在における「ジーンズ」の基盤となった事は有名な話です。

サッカー日本代表のユニフォーム「サムライブルー」や剣道着、柔道着などにも採用されているブルーの由来はそう言った縁起の良いルーツがあります。

そんな特別な色「インディゴブルー」に魅せられて、ジーンズの世界に飛び込み数十年

藍そしてインディゴブルーの文化の枝葉の1本に居る立場として、

そしてアウトドアーにも魅せられた愛好者の一人として、

「インディゴブルーのアウトドアギアに囲まれてキャンプがしたい。」

と数年前から温めてきたアイディアを世に出す機会を与えてもらいました。

正直なところ「欲しい人が居るのか?」は分からないし、すべて日本製で品質に妥協せず作る結果、プライスも想像以上になってしまった。

ただ 生地制作、縫製、デザイン、プリント、機能性加工など、我々の持てるの技術を集結し

「世にない物」を作り出す道のりは楽しく、険しさを忘れる物だった。

そうして出来上がったタープを早朝の朝靄の中 サンプルをフィールドに張った時​

​むせ返る緑に調和しつつ、見たことのない存在の新鮮さに少し恐れを感じるような不思議な感覚。

ただ「これは最高にかっこいい」と身震いした。

自信を持って語れるその感覚。

これからその共感者を探す旅が始まります。

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「東京一二伊達競」「中村芝翫」
東京都立中央図書館特別文庫室所蔵​

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「東京一二伊達競」「中むら寿三郎」
東京都立中央図書館特別文庫室所蔵​

   2. STORY

それは数年前藍染めの古布を手に入れた時の感動が原点

美しく色落ちした群青色のグラデーションに魅せられアンティークショップで購入。

興味のない人から見れば「何でそんなボロ布を買うのか意味不明」と言われる代物。

その「ただの藍色の布」に心を奪われた。

しばらく自宅の壁に貼り付けたり、椅子に掛けたり

目に入る場所に置くことで満足していたが

いつしか「外で使って眺めたい。」衝動に駆られる。

しかしその「藍色の布」は古布であり、天然繊維は経年変化で朽ち

強く引っ張るとすぐに破れてしまいそうで渋々断念した。

流浪の武士が山野で藍染の布を纏い、焚火を燻ぶらせながら「野営」をする。

そんな姿を妄想すればするほど、「藍染の布をアウトドアで使ってみたい。」欲求が

ますます高まり、「GUNJO」を数年越しで作らせてもらった。

・使うほど変化を楽しむ「インディゴ染め」の魅力

インディゴは自然から生まれるが、自然のままでは生まれぬ色。

酸化と還元を繰り返し、手間暇かけないと美しいブルーは生まれない。

「青は藍より出でて藍より青し」といわれる言葉の由来は

​人の手を経て、手間暇かけなければあの美しい「青」は生まれないからだ。

自然から生まれ、自然にはない色

そして自然と調和する不思議な色「インディゴブルー」

その色で出来た製品からは「手のぬくもり」を感じ

履きこまれたジーンズの様に色あせた様は「当り」と呼ばれブルーの濃淡がその使用者の人生を語る。

太陽にさらせば色は退色し、何度も触る端々は徐々に色あせる

長く付き合い、使えば使うほど「色落ち」や「当り」「変色」などの

自分だけの「変化」を楽しむ。

 

それは

使い込んだナイフのハンドルの無垢木の光沢

黒煤が付き、何度も洗った後のケトルのいぶし銀​

焼きを入れブルーに染まったチタンクッカー

​そんな経年変化を受け入れ、楽しむことが出来る人に向けて作っています。

3.LINE UP

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INDIGO TARP

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GUNJO TOTE

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​GUNJO TARP
ITASHIBORI

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GUNJO CONTAINER

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TRANSFORM SACOCHE

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CB GAS COVER

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   4. 販売方法について

GUNJOシリーズは本当に欲しいと言っていただけるお客様「だけ」に商品を届けたい。

そう言った想いから受注生産」で少量づつ生産していきます。

受注を行うタイミングも不定期に、無理をせずゆっくりと行ってきます。

物があふれ余るこの世界で「もの作り」を続けるには、「必要なものを必要なだけ作り、長い間使ってもらう」

そんな製造業の基本原点に立ち返り 実行するしかありません。

しかしおのずと作る量も最小限になり、コストも上がります。

そう言った意味で決してGUNJOは買いやすい価格ではありませんが

我々の置かれる環境で「納得できる材料と技術」で作った「最良」な価格である事の自信は揺らぎません。

それでも「無理をしていないか?」と問われるとしていないとは言い切れないけど

その「無理」にはGUNJOに携わる人々の「プライド」や「自信」と言う「心」が乗っています。

​   5. 受注受付スケジュールについて 

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お待たせいたしました。

下記スケジュールで第7期の受注を承らせて頂きます。

 

今年の春も全国で展示会をさせて頂けることになりました。

実物を見て触って予約いただける

またとない機会です。ぜひご来場ください!

皆様に会えることを楽しみにしております。

予約期間:下記リストを参照ください。

納品期間:2024年11月頃を予定しています。

3/30-3/31  熊本 OutImpact 

4/13-4/14 京都 風街道具店

4/20-4/21 福井 THE GATE

4/27-4/28 山梨 STANDARD POINT

5/18-5/19 愛知 FIELDSTYLE JAPAN 2024

and More...

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